タイトル
2001/06 ユーザー車検にチャレンジ!

少しでもお金は浮かしたい、でもちゃんと点検はしておきたいという事でいつもお世話になってるTモータースで12ヶ月点検を行った後、自分で陸運支局へ持って行くという形をチョイス。
点検を受けながらいろいろと車検に関するアドバイスを頂けたし、結構メカに自信が無い人にはお勧めのパターンかなぁと思う。

renz 車検対策で、絶対に変えておかないといけなかったのはこのレンズとエグゾーストマフラー。 マフラーはスーパートラップメガホンタイプを装着していたが、排気システムの構造に問題があるらしく(もちろん車検上での話)通らないらしい、よってストックしてあったノーマルのサイレンサーと交換する。 レンズに関してはここのPRIFILEでも紹介してるようにファッション優先のただの板ガラスを付けていたのでストックしてあった純正のレンズと交換。

refrector 先日参加したBMJ全国オフミの帰路、高速の花と散ったリフレクタ−、汎用品で安く上げても良かったが、ノーマルリアフェンダーにこだわってる以上、そこにつけるものは純正にこだわってみようと思った。値段もそれ程理不尽では無かったので(純製品¥730)購入、既に手元にあったがせっかく付けたのに行ったら無かった!ではシャレにならないので車検場に入る直前に取り付ける。Buell乗りならこの気持ちわかってくれるよね!その上、ナンバー照射灯も点検時に球切れであったのが発覚!配線切れでなくて良かった!(PROFILE/ノーマルリアフェンダー存続の会を参照)この球1個¥120なり。もちろんこれらが機能していないと車検は通らない。

hose エアクリーナーをラムドーピングジェットファンBOXに変えて、シリンダーヘッドのブリーザーホースを大気放出型(寺田流)にしてたのだが、これはマズいでしょうって事で何とかしないといけないのだがキャッチタンク買う金もなし、結果セルモーターとクランクの隙間にホース突っ込んで疑似還元環境!?をつくり出す。写真はちと分からないが普段ホースは素直に真下に伸びているのを無理矢理セルモーター方向に伸ばしているのが理解していただけると思う...ほんとこんなんでいいのか?

seat ’98式S1は基本的には1人乗り登録、しかし寺田モータースの配慮で2人乗り登録をして頂いてる我がS1は当然のことながらその仕様に適合しなければならない...ここは寺田モータースのアドバイスを頂き、シートカウルの後ろ上部にスポンジを張る。これによりシート長が確保される。実際今回の車検ではしっかりメジャーで計られました。もちろんスポンジの後端からシート前端までの長さで、張ってて良かった(笑) ベルトは家に転がってた、水筒か何かのベルトをちょん切って、くるっと一周回して固定してるだけ。
車検後この2点の部品は今後2年に1回は必要になるので、永久保存部品として我が部品棚に収納される。必要な方は申し出て下さい。いつでも貸し出しますよ!(笑)


今回私は兵庫陸運支局(現神戸運輸監理部兵庫陸運部 )でユーザー車検を受けた。

車検準備
先ずは電話で検査日時を予約、予約は2週間先までできる。全て自動アンサー方式で希望番号、日時等をダイヤルボタンでピッポッパと(ちと古い?)やれば簡単にできる。あらかじめ自分の車のナンバー(4桁の数字の方)を控えておくのと筆記用具を用意する事、最後に車体ナンバーを聞かれるのと、受付番号を言い渡されるのでそれを控えておく。もちろん当日、申請用紙の中にも記入するし、受付の方で確認もする。

神戸運輸監理部兵庫陸運部 テレホン予約サービス:050-5540-2166

またWebでも予約可能
自動車検査インターネット予約システム:http://www.kensayoyaku.mlit.go.jp/

【当日に向け事前に用意するもの】

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 自動車税納税証明書
  • 印鑑
  • 用紙を挟むバインダーみたいな物(あると便利)
  • 念の為、筆記用具(鉛筆とボールペン)
  • お金(現金)もちろんカードはダメ!これが無いと始まらない
車検当日
陸運支局の門を潜り、すぐ脇にバイクを停車、今回の為の最後のお色直しをする。(後で解った事だが別にラインに乗るぎりぎりでも問題は無い)案内板に従い進むと直ぐに2輪の検査ラインの前まで来る事ができる。横には駐車場があって、業者の人たちがトラックに沢山のバイクを載せて停車している。今回は午後からの予約を入れた、午後は14:30から始まる。(現在13:45結構余裕かな?とこの頃は思っていた!?)バイクを検査ラインの前に置き(既に5台程並んでいた)受付けに行く。兵庫陸運支局は結構敷地が広くて、検査場と受付け、書類購入等の建屋が別れている為、うまく回らないと結構歩かされる事になる。 で、今回初めてのユーザー車検ということで、やはり手続きが解らない。しかし窓口で聞くとシンプルかつ的確な(仕事慣れしてる感じで)返答があるのでそれに従えば、いつかはきっと完成するだろう(笑)
先ずは申請書類購入、検査手数料、自賠責保険の更新、重量税を納める。これに関しては1箇所で(隣続きで)できるようになっているのでお金に関する処理は全てここで済む。検査手数料、重量税は印紙という形になるのでそれを申請書類の適所に貼る。(重量税の方は貼ってくれた)syorui必要事項を申請書類に書く(4、5枚ある)受付前のテーブルにお役所みたいにちゃんとお手本があるのでそれを見ながら記入した。それを持って受付けへ!(案内では相談窓口と書いてあったが...)そこで私は受付のオッチャンに「あっ!ここ抜けてるで」とか言われながら記入が必要な箇所を赤鉛筆で囲まれていく。 結局、私はここで3回も引っ掛かっててしまった、でもその度にちゃんとあそこでこーしてと教えてくれるので助かる。 ここで判子を押してもらうといよいよライン検査となる。なんだかんだで検査開始時間(14:30)ぎりぎりになっていた(笑)検査官は1人で対応していた。最初に目視&ハンマー点検を行う「はいウインカー出して〜、はい反対側!」ッてな感じでたんたんとこなしていく。ラムドジェットファンケースも差程珍しがる事も無くたんたんと...(おいっ!チョットくらい引っ掛かれよ「これなんですか?」とか>本人心の叫び)そして書類にいくつか判子を押してもらって、ラインに乗る。ここからは自動で検査が行われる。フロントをローラーに載せてメーター測定、フロントの扁平率がノーマルと違う(120/60)が問題なく合格、Fブレーキ、rブレーキと進み最後は光軸へ、とここで引っ掛かってしまう(ライトが下がってるらしい)やばい!と思っていると検査官「もうちょっと前に出て!もう1回やるから」という事で車輪半分くらい前に出て再トライ!結果合格!あ〜良かった!ライン検査はトータル5分位で終わる。(これは後から聞いた話ですが、光軸テストは出来るだけ前に出てやった方がいいらしい。)検査官から合格判をもらって交付受付へ!それらの書類を提出するとうち点検整備記録簿はもう結構ですと返却された。(整備手帳の1部を切り取ったような感じの書類、自分が点検した項目をチェックして提出していた。)お役所みたいにしばらく時間がかかねんやろなぁ〜と思いつつゆったりと構えていたら、いきなり呼ばれて「本日はこれで終了です、お疲れ様でした」と気の効いた一言と共に 新しい車検証とステッカーをくれた。なんか拍子抜け。書類出してから1分も断ってない!?今回はトータル1時間15分という事になった。次回はもう少し短くできるかな?(こんなんだったら車もユーザー車検だ!)という事で今後もユーザー車検続けていくことにする。

兵庫陸運支局簡易マップ&ルート
Map
今回を教訓に、迷わず行けばこの要領でいけるはず!?というルート。

【今回の費用】
  • 申請書類代(一式)...........¥65
  • 車検申請費用............ ¥1,400
  • 自賠責保険料........... ¥22,900
  • 重量税............... ¥5,000
合計、¥29,365

【おまけ、寺田モータース12ヶ月点検代】

  • 12ヶ月点検............¥20,000
  • ミッションオイル.......... ¥2,160
  • 消耗部品類............. ¥1,390
  • 消費税............... ¥1,178
合計、¥24,728

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